人気は関東92期コンビ

木暮安由
戦法多彩な木暮安由が優勝争いをリードする。寬仁親王牌は二次予選で敗れたが、シリーズ2度の確定板で地元の意地を見せた。富山は地元と同じ33バンク。昨年の記念では決勝2着に入るなど、短走路の走りは心得ている。昨年の当所記念を制したのは牛山貴広だ。木暮との連係でうれしい記念初優勝。富山は4戦で2Vと相性抜群で、ここも木暮との関東同期コンビが人気を集めそう。
機動力なら山本伸一だ。富山は8月に記念の決勝に乗ったばかり。先行力は今シリーズ最上位で、うまくペースに持ち込んで木暮の巻き返しを封じるか。
北野武史は地元の意地を見せたいところ。8月松戸記念、9月平塚と落車が続いているが、これが今年の地元最終戦。伊藤裕貴に山本と中近には積極型がそろっているだけに、チャンスを生かせるか。
大槻寛徳は差し脚好調。櫻井正孝に元気がないが、キメ脚鋭く優勝争いに加わってくるだろう。