鉄壁の福島同期コンビ
山崎芳仁が優勝争いをリードする。最近は自力も多用するなど調子は良好。一次予選で敗れた競輪祭の結果は参考外にしていいだろう。成田和也は落車、失格も多く乗り切れない近況だが、鋭いキメ脚は健在。2人合わせてG1タイトル11個の最強コンビでシリーズを席巻する。真船圭一郎まで勝ち上がってくれば福島勢はライン3車。山崎を軸に盤石のラインが完成だ。
吉田拓矢も地元の意地を見せる。今年はここまで6月大宮の優勝1回だが、調子は高いレベルで安定している。競輪祭でも準決勝に勝ち上がった機動力で地元Vを狙う。小林大介も吉田という好目標があるここはチャンスだ。
稲毛健太は今期F1戦を3Vと機動力好調。ダッシュを生かしたカマシ、まくりの威力は絶大で、他地区の同型にとっても警戒を要する一車だ。
南関勢は桐山敬太郎に海老根恵太、林雄一と戦力充実。桐山が多彩な戦法で別線を翻ろうする。