強敵そろうも木暮安で
点数最上位の木暮安由が中心だ。今年のここまでのF1戦は、8場所中4Vを達成。競輪祭では、着と惜しくも準決勝で敗れたが、自力と番手をこなす自在戦で、3度確定板入りを果たした。今回も、器用な立ち回りでV獲りだ。援護役の牛山貴広は、競輪祭5日目の選抜戦で、ゴール寸前で中を割って白星をゲット。3連単が18万円を超える高配当を演出した。今回も鋭脚に注目だ。
南関ラインを率いる和田真久留も侮れない。11月防府記念の初日特選は、三谷竜―村上義の近畿コンビや、太田竜らを相手に、得意のまくりで白星を挙げた。堅実な武井大介を連れて、関東勢に対抗しよう。
山本伸一に付ける椎木尾拓哉も、好アシストを決めて上位に食い込んでくる。さらに、復調気配の小川真太郎と、11月松戸でVの池田憲昭の四国両者も強力で、競輪祭で3連対と仕上がっていた金子貴志や、11月久留米と高松で優勝した松岡貴久も一発怖い存在だ。