実績を考え山崎芳から

山崎芳仁
10月豊橋、11月取手、12月広島と記念開催を3連続で優出している山崎芳仁を中心視する。広島記念では、初日特選で番手まくりながら三谷竜らを破ると、準決勝は稲垣裕と吉澤純の踏み合いを、ホームで一気にカマして先制し、3着に粘って決勝進出を果たした。近況は番手戦も増えているが、自力も健在。今回も幅広い戦法でV争いを演じる。佐藤友和は、今期のF1戦でV1、準V2回。山崎の前なら、鋭いまくりに注目。
関東ラインを率いる鈴木竜士からも狙える。7月弥彦で記念初優出に成功すると、9月四日市では一昨年8月立川以来のVをゲット。その後のF1戦も、5場所全てでオール確定板入りを果たしている。強烈ダッシュを生かしたタテ攻撃で、今最も勢いある選手だ。
一発が魅力の北津留翼や、地元の渡部哲男、池田良らの西勢も見逃せない。器用な桐山敬太郎と海老根恵太の南関勢、10月当所で逃げ切りVの川村晃司と北野武史の中近勢も軽視禁物。