好調な渡邉雄が主役だ
力を付けた渡邉雄太が主役を務める。昨年は5月名古屋で記念初Vをゲット。さらに、12月伊東記念で着と、地元記念制覇も達成した。決勝は郡司浩を先頭に、二段駆けで南関勢の結束力の高さを示し、二次予選から3連勝を飾った。今場所も勢いのままに機動力を遺憾なく発揮し、別線を一蹴する。援護するのは成清貴之、伊勢崎彰大の千葉コンビ。好連係を決めて上位独占を目論む。
山田久徳は、12月豊橋を着、続く佐世保記念も準Vと、昨年終盤は盛り返していた。佐世保の決勝は五十嵐力にタイヤ差及ばなかったものの、シリーズを通して存在感を放った。ここも何でもできる高い総合力で、V獲りを目指す。
神山拓弥が軸の関東勢も軽視できない。神山は12月四日市で、吉澤純に8分の1輪差まで詰め寄る準V。まくり鋭い杉森輝大に乗り、地元の意地を見せるか。
阿部拓真、内藤宣彦の北勢や、上昇気流に乗っている不破将登も軽視不可。