金子貴が束ねる中部勢
金子貴志率いる中部勢が、V争いをリードする。昨年は通算500勝を達成し、オールスターで決勝進出など、中部地区の中核としてS級上位で活躍。競輪祭は準決敗退も、二次予選Aでは1周以上駆けて郡司浩ら別線を完封と、自力の健在ぶりも猛アピールした。今節は同県の高橋和也に前を任せられるのは金子にとって好材料だ。さらに、柴崎俊光が固める強力布陣で、地元地区の意地を見せよう。
小川真太郎と渡部哲男の四国勢が牙をむく。小川は昨年初めて鎖骨骨折を経験し、リズムを崩した時期もあったが、終盤には復調に向かい、新年は初戦から全開。援護確かな渡部を連れて、持ち味の強気に前々へと攻める競走でVを目指す。
差し脚のキレ保つ成田和也もV候補。12月取手を準Vと、直前の四日市記念の落車の影響もなさそう。強烈ダッシュの早坂秀悟を好操舵して鋭脚を発揮する。
まくり、差し俊敏な福田知也や、小川勇介と、坂本健太郎の九州勢も怖い。