変幻自在に走る松浦悠
松浦悠士がV争いを牽引する。12月広島で、三谷竜のカマシに乗って悲願の地元記念制覇を達成すると、続く12月久留米では完全V。久留米の決勝は目標が不発に終わるも、直線で怒涛の伸びを見せて実力を示した。今節は自力での戦いになりそうだが、今のデキならばなんら問題ない。得意のタテヨコ俊敏に攻める自在戦で、勢いのままにV獲りだ。渡部哲男、湊聖二ら四国の実力者が、援護から差し脚を伸ばす。
近藤隆司、五十嵐力の南関勢も強力布陣だ。特に五十嵐は、12月佐世保記念で7年ぶりの記念V。差し脚が冴えている。近藤も持ち味のスピードに磨きがかかっていて、Vを狙える状態だ。両者で好連係を決めて、強敵撃破は十分だ。
鈴木庸之も、12月四日市記念を2着など、前期は大活躍で評価を高めた。稲村成浩を従え、破壊力あるタテ攻撃でVを狙う。
飯野祐太、佐藤友和の北勢や、豪脚衰えない小嶋敬二もV争いに加わってくる。