YGP覇者太田竜登場
太田竜馬が主役を務める。18年は、共同通信社杯でビッグ初優出を決めると、競輪祭では初めてG1決勝に進出。そして迎えたヤンググランプリでは、後方で冷静に脚を溜め、持ち味の爆発的なスピードを発揮して若手の頂点に立った。この勢いのままに、ここも他地区の強敵を一蹴する。香川雄介は、12月和歌山を着で昨年初V。太田の番手ならVを狙える状態だ。
井上昌己が太田らを迎え撃つ。12月佐世保記念は地元Vとはならずも、3連勝で決勝に進出。準決は目標の山崎賢が打鐘前に落車するアクシデントも、カマシに転じて別線を圧倒した。坂本亮馬と力を合わせ、地元地区の意地を見せよう。
関東勢も侮れない。芦澤辰弘は、競輪祭で2勝など、落車欠場から復帰後も差し脚は確か。自在戦で昨年V3の長島大介を目標にV争いに食い込むか。
9月青森記念を含め昨年3Vを挙げた山賀雅仁が、復調気配の堀内俊介を盛り立てる南関勢も怖い存在だ。