安定感抜群な佐藤慎!!
巧みなハンドル捌きと鋭い差し脚を武器に、高いレベルで成績をまとめている佐藤慎太郎が本命だ。2月全日本選抜では着と、決勝は4番手から最後は鋭い中割りで、優勝した中川誠に2分の1輪差に迫る準V。直近4カ月の3連対率も8割超を誇っている。ここは菅田壱道を目標から差し脚を伸ばす。その菅田は昨年は大躍進。高松宮記念杯、サマーナイト、競輪祭とビッグで3回決勝に駒を進めた。2カ月ぶりの実戦だった全日本選抜は着と動きが重かったが、良化は期待できるはず。
自慢の先行力に威力が戻ってきた南潤も有力な優勝候補だ。積極的に逃げるも末脚を欠く場面が目に付いた時もあったものの、1月岸和田の決勝は近畿ラインを上位独占に導く準V、全日本選抜着の逃げっぷりも申し分なかった。中近スジで南との連係が叶いそうな金子貴志もここはチャンス。まだ自力脚が健在なので、無風で番手を回れれば単も望める。