連係豊富な中部コンビ
49歳の大ベテランながら若手に負けじと自力勝負で奮戦している小嶋敬二が本命。さすがに成績には波があるものの、1月岐阜の初日特選を稲毛健、天田裕、川村晃ら相手に逃げ切ると、同月松阪の準決では先手ライン3番手を確保してのまくりで近藤隆を破っている。後ろは数え切れないほど連係しているレース巧者の山口富生が固めるのも心強い。最近の山口は差し脚好調なので、小嶋の仕掛け次第では逆転もありそうだ。
自力攻撃の破壊力なら佐々木豪も互角以上だ。1月大垣の決勝は逃げて小倉竜のVに貢献、竹内雄を不発に終わらせ3着に粘っている。当所は昨年11月に走っているが、予選で飛んでいるだけに今節は雪辱を期しての参戦となろう。
最近は今一つの感もあった小原唯志だが、1月取手2着の動きは力強かった。昨年の11月~12月に4場所続けて優参した実績がある高久保雄介とともに、仕掛けがツボにはまった時の一発には注意したい。