機動力トップの高久保雄
高久保雄介と西岡正一の近畿コンビに注目したい。成績に波はある高久保だが、12月平の準決勝をホームガマシで制するなど、力強い機動力は今節トップクラス。短走路の当所で積極的に仕掛けられれば、15年4月玉野以来のVに期待できそうだ。援護役の西岡は、前期のF1戦を12場所中、8回優出と対照的に安定した走りを見せている。両者でワンツーを決められるか。
機動力に加え、ヨコにも動ける阿部拓真が怖い存在だ。ここも、前々に攻める強気な組み立てでV争いを演じよう。さらに、阿部に付ける伊藤勝太も、11月青森から優出が急増している。自力があり、展開が向けばチャンスをモノにできる。
中四国勢を率いる久米康平も軽視はできない。1月大宮記念で1着と2連対を果たし、復調をアピールした。同県の北村信明や、差し脚確かな三宅伸を連れて、上位独占を目指す。
1月大宮記念1着と気を吐いた宿口陽一と、飯嶋則之の関東勢にも警戒。