躍動感が際立つ松浦悠
展開に即応する機敏な走りが売りの松浦悠士は、高いレベルで成績をまとめている。昨年12月広島記念では着と待望の地元記念初Vを達成すると、その後もF1戦ながら素晴らしい成績だ。4場所12走して6勝、2着4回と連対率は83%を誇る。超ド級の先行型が見当たらないここは自在戦というより、最近多用する先行基本の組み立てでVをゲットか。差し脚冴える柏野智典が松浦に続く。12月佐世保記念で決勝進出、1月伊東は準Vと近況は良好で、松浦の仕掛けが早まれば逆転あって不思議ない。
木暮安由、神山拓弥の関東勢も互角の戦い。木暮は1月取手の初日特選で、太田竜の後ろがもつれたとは言え、太田の逃げを5番手からのまくりで飲み込んでいる。神山も1月大宮記念1着の伸びは申し分なかった。関東ワンツーは考えておきたい。
川村晃司、稲川翔の近畿勢も怖い。最近の川村は調子上向きだし、後ろが稲川なら安心して仕掛けられる。