島川将の先行力を買う
混戦模様も、島川将貴が率いる中四国勢に期待する。徹底先行が売りの島川は、地元の11月小松島でS級2V目を達成し、年末のヤンググランプリにも出場した。今年に入っての2場所は、準決敗退が続いているが、それぞれ1勝をマークしていて調子は悪くなさそう。今回こそは、ラインの厚みを生かした積極策で別線を完封してみせる。援護役は、同県の北村信明と三宅達也だ。北村は1月小田原を1着とキメ脚好調。三宅も1月大垣で準Vの成績を残している。ラインで上位独占を決められるか。
櫻井正孝に付ける伏見俊昭も見逃せない。昨年の9月岸和田では1年3カ月ぶりにVをゲット。それを機に、F1戦では優出を重ね、1月松阪記念では2勝。今回も鋭い差し脚に注目だ。
鈴木裕と新田康仁の南関勢や、1月前橋を制した松川高大の自在戦も軽視はできない。また、地元の西岡正一や鷲田佳史も、窓場千加頼が優出なら、目標にしての連浮上は十分。