スピード重視で鈴木謙
激戦必至のメンバー構成も、鈴木謙太郎に期待する。昨年は、約2カ月の欠場があったにも関わらず、S級最多の37勝をマーク。勢いのままに迎えた新年初戦の立川記念では、1着と優出を果たした。今回も、持ち前のスピードあるまくり、カマシでVを目指す。
地元地区の中西大も侮れない。F1戦を堅実に優出する中、12月高知では悲願のS級初V。ラインがしっかりすれば、迫力ある先行策でレースをリードする。
佐々木豪もV候補だろう。1月大垣の決勝では、竹内雄や山中秀ら強敵を相手に、逃げてラインを上位独占に導いた。ゴール後に落車したのと、スジの援軍手薄はマイナスだが、軽視は禁物。
自在な佐藤幸治、坂本健太郎に、合志正臣と手厚くメンバーがそろった九州勢も優勝者を出せるし、川口聖二と近藤龍徳の中部先輩後輩コンビも見逃せない。ごちゃつく展開になれば、1月和歌山記念で2勝を挙げるなど、差し脚好調な川崎健次にも出番がありそう。