諸橋愛が実力を誇示する
1年振りにF1戦を走る諸橋愛が本命だ。昨年はS班として、度重なる落車を乗り越えて奮戦。7月に地元弥彦記念を連覇し、10月千葉記念を準V、競輪祭では決勝進出と、重圧の中でも結果を残した。前を任せるのは吉田拓矢。吉田は1月京王閣を制して新年好スタートを切り、同月松阪記念を優出と、仕上がりは上々だ。吉田が別線を封じれば、諸橋が援護からキメ脚を発揮してワンツー決着だ。
勢いある中国勢から取鳥雄吾、宮本隼輔が参戦。宮本は特進初戦の1月防府を優出と評判通りの実力だ。その宮本が一気に飛び出せば、取鳥に絶好の勝機到来。
競輪祭の優出後はやや精彩を欠いている柴崎淳だが、ここは全日本選抜直後だけに状態を上げてくるはず。持ち味のスピードが戻っていれば怖い存在となる。
2月高松記念を優出と、園田匠も状態は悪くない。展開不問の鋭脚は軽視できない。まくりの破壊力は絶大な岩本俊介や、機動力健在の松岡健介もV候補だ。