地元稲垣裕が巻き返す
1月立川記念を着と優参し、続く和歌山でのブロック7もまくって完勝と好スタートを切ったはずの稲垣裕之だが、その後はどうもピリッとしない。ただ、ギックリ腰やインフルエンザとアクシデントが続いての結果なので、悲観する必要はないだろう。病み上がりでもしっかり自力で攻めており、体調が整えば地元のここで負けられない。積極果敢な石塚輪太郎が勝ち上がってくれば、番手で盛り立てながら、三谷政史も含めた近畿ラインでの決着に全力を尽くす。
他で注目したいのは北勢。飯野祐太に立ち直りの兆しが出てきたのも好材料だが、何よりも注目の大型新人の藤根俊貴の参戦が決まったのが楽しみだ。まだ底を見せていない藤根がフルダッシュで先制なら流れは北勢。3月玉野記念で落車の影響がなければ、鋭脚・成田和也がVを決める。
黒田淳、湊聖二の中四国勢や、山田庸平、田中誠の九州勢は中団確保からの仕掛けが理想か。一発に警戒。