スピード違う外国勢
マシュー・グレーツァー、シュテファン・ボティシャーの外国人選手が異次元のスピードで日本選手を圧倒する。特にグレーツァーは日本の競輪に素晴らしい適応能力を見せていて、昨年は初来日ながら9V含む36勝を挙げている。勝率は9割に迫る勢いで、ラストは5場所連続完全Vで締めくくった。昨年は約7割のレースで最終バックを取っており、今年も積極的な自力勝負でVをゲットしよう。ボティシャーは2014年以来となる2回目の来日。その年の成績は7V含む26勝していて勝率は74%だった。日本の競輪で40Vを達成しているパーキンスのまくりを差してのVもあり、グレーツァーに乗る展開なら単可能。
迎え撃つ日本勢も黙ってはいない。和田真久留、鈴木竜士、中西大ら若手の自力型がそろっているし、援護役にも佐藤慎太郎をはじめ渡邉晴智、稲川翔ら名うてのレース巧者がズラリ。どこまで外国勢に抵抗できるか注目される。