総合力優る宮越孝
混戦模様のシリーズだが、総合力高い宮越孝治がV候補の筆頭だろう。今年はここまで6場所で優勝3回、準V2回のハイアベレージ。対戦メンバー、レースの流れに応じて多彩な戦法を使い分けている。ここも変幻自在の立ち回りで期待に応える。篠原忍も戦法の幅を広げている。両者の前後も注目される。
九州勢は好調な佐方良行がラインをけん引する。今年に入って優勝はないが、高いレベルで成績をまとめている。逃げから追い込みまで何でもできる。地元の藤田剣次は今年2Vと決め脚が冴えている。
菅谷隆司、佐藤学の関東勢も力差はほとんどない。