実力抜けてる外国両者
パーキンス、ドミトリエフの外国勢がV戦線をリードする。ともに2年ぶりの来日となったが、過去の実績は申し分ない。一昨年、パーキンスは10V、ドミトリエフは4Vを飾っていた。ロシアのナショナルチームに所属し、東京五輪チームスプリントでメダル獲得を目指す2人。両者の連係ではパーキンスが前回りのケースが圧倒的に多く、17年11月川崎でもパーキンスのまくりをドミトリエフが差して優勝している。総合力の高さからパーキンスを本命視も、両者互角の評価だ。
対する日本勢は、ウィナーズカップで逃げ切りビッグ初勝利を挙げた佐伯辰也の存在が目を引く程度で、機動型が手薄。苦戦は免れまい。タテ脚を評価して南修二、大塚玲あたりを連候補に挙げておきたい。南は怪我の影響もなくなり、2月静岡記念の準Vなど近況良好。ヨコの捌きに、まくり兼備のタテ脚と総合力の高さから日本勢のエース的存在になる。大塚、勝瀬卓也の神奈川勢も一策あるか。