戦歴上位の野田源から
単騎の競走が多いので全幅の信頼は置きにくい野田源一だが、戦歴は今節最上位だ。今年はまだ優勝には手が届いていないものの、1月松阪記念は1322着とオール確定板入りの準V。その後も3月玉野記念、同月武雄記念で決勝に乗っている。当所は広々とした長走路なので、中団を占められれば直線で突き抜けよう。
地元V奪取に闘志を燃やす池田勇人には同期の志村太賀、ベテラン稲村成浩が続き関東ラインを形成する。ここのところ落車が続いて調子は今一つの感もある池田だが、そこは地元の気合でカバーする。仕掛けどころは心得ているだけに好発進を決めての関東ワンツーは考えておきたい。
松坂洋平、勝瀬卓也の神奈川コンビに石毛克幸が加勢する南関勢も侮れない勢力だ。4月武雄記念の一予では、逃げた松坂(3着)を勝瀬が差して勝っている。松坂が主導権を握れば勝瀬に出番が巡ってくる。