貫禄示すか井上昌
今年はまだ優勝が無い井上昌己だが、総合力を重視して本命に推した。松戸ダービーでは選抜戦ながらまくって2勝を挙げている。自力型がそろったここは好位確保してのまくりで優勝をものにしよう。井上には新井秀明が続く。松戸ダービーでは連がらみが無かったものの、3月玉野、4月松戸の準決で勝っているように差し脚好調。九州ワンツーは十分だろう。
若武者・藤根俊貴の単にも食指が動く。エリート軍団第113期生の一員で、S級2戦目で早々と初Vを飾っている。5月岐阜の準決では、沈着冷静なレース運びでパーキンスを撃破していて、脚力のみならず競走センスも素晴らしい。
着実に力を付けてきた不破将登にも魅力を感じる。ウィナーズカップで着と好走すると、松戸ダービーは一般戦ながら逃げて2勝、新山響らに勝っている。好発進を決めると一発ある。
河村雅章、柴田洋輔、金子哲大ら埼京勢は地元の意地を見せたい。