パーキンスがVに最短
パーキンス、グレーツァーの外国勢が中心。2年ぶりの来日となったパーキンスだが、初戦の4月広島を完全Vと好スタートを切った。予選、準決とそれぞれ上がり11秒1、11秒2のまくりを決めると、決勝はボスのカマシに乗って抜け出した。グレーツァーとは初連係となるが、外国勢の中でも長い距離を踏んで勝負するグレーツァーなら信頼して前を任せて優勝回数を増やそう。グレーツァーは今年初戦の4月松戸を1着。Vこそ番手を回ったボティシャーに譲ったものの、逃げて個人上がり9秒3と上々の内容。ここからさらに状態が上がれば押し切っても不思議ない。
対する日本勢では、藤根俊貴が注目の存在だ。3月松阪では早くも優勝を果たしている新鋭。外国勢とも対戦済みで、4月青森2着の準決ではドミトリエフに逃げ切り圧勝している。ラインがしっかりすれば大仕事をやってのける予感も。さらに、復活の小川祐司に、合志正臣の西勢にも警戒。