自力攻撃冴える鈴木竜
実力互角のメンバーで優勝のゆくえは混とんとしているが、自力攻撃の破壊力なら鈴木竜士が一番だ。松戸ダービーでは着と2勝、最終日は南潤、渡邉一、松本貴らの強豪をまくりで撃破している。高松宮記念杯の一次予選は逃げて3着と引き続き調子は良好で、主導権を握り押し切ろう。
百戦錬磨の金子貴志から狙う手もある。ダービーでは着と3連対、高松宮記念杯は22着で準決に駒を進めていて、G1戦線で力強い走りを披露している。積極的な川口聖を目標に勝機を見出すとみたが、もちろん自力勝負でも優勝が狙える。
田中晴基、岡村潤、齊藤竜也と総合力高い南関ラインも侮れない勢力だ。先陣を受け持つ田中はダービーでG1初優参を果たした後も順調で、5月小倉はパーキンスの準Vと好走した。自在戦が奏功なら南関勢で連独占もありうる。