人気集めるグレーツァー
マシュー・グレーツァー、テオ・ボスの2名の外国人選手が参戦する。グレーツァーは自転車競技ではスプリントの第一人者。日本の競輪には高い適応能力を示していて、昨年は初来日ながら9Vを達成すると、今年も4月伊東G3では4連勝で今期初Vを飾った。更に5月久留米の予選では圧巻のまくりで上がりタイム10秒4を記録し、バンクレコードを塗り替えていて、やはりスピードは一桁違う。自慢のスピードを発揮なら首位有力だ。ボスは今期の滑り出しはあまり調子が良くなく、取りこぼしも目に付いたが、5月奈良113着、同月弥彦は3連勝。ここに来て徐々に調子を上げてきた。グレーツァーが主導権を握り、無風で続く展開なら逆転も大いにある。
地元の堀内俊介が外国人選手に徹底抗戦する。最近は目立つ成績ではないものの、6月取手記念では積極的に攻めていて気配はいい。
注目株は5月前橋でS級初Vを飾った新鋭・河合佑弥だ。果たして外国人選手を相手にどこまでやれるか。