浦川尊が地元で奮起
地元の浦川尊明にとっては負けられないシリーズだ。今期は11年ぶりのA級陥落となったが、初戦から結果が求められる。5月宇都宮記念の一次予選は先制した長島大の3番手から直線一気。鋭い決め脚は健在だ。6月四日市の落車の影響は気にかかるが、地元戦にに向けてしっかり準備してくるだろう。関東の機動型が充実している今シリーズはホームのアドバンテージを生かして勝ち切る。新鋭の眞杉匠の存在だ。今年5月にA級2班に特別昇班。その後は3場所で2回優出している。積極策に迷いはない。ベテランの幸田光博は安定した戦いぶりが光っている。古川宗行、長井妙樹の東京勢もVを狙える実力者だ。
齋藤宗徳は今年に入って優勝3回。破壊力抜群の攻めを見せている。1月当地では強豪を破ってV。当地連続Vへ期待が高まる。
北日本勢も赤塚悠人に高橋紀史、小橋明紀、三浦翔大ら他地区に対抗できる戦力はそろっている。