パワー抜けた山崎賢で
黒沢征治、上田尭弥の113期勢の参戦もあって見逃せない一戦だ。本命には山崎賢人を推す。6月久留米記念着の準決は打鐘先行で平原康の3番手強襲をしのいで押し切り勝ち。パワーはやはり図抜けている。熊本勢と別線の可能性もあるが、中四国勢を味方にできればラインも強固。先行でもまくりでも、仕掛けのタイミングを誤らなければ勝てる。上田は久留米記念での落車の影響がなければ、松岡貴久の前で気風良く駆けよう。いずれにせよ、上田、山崎と好目標がある松岡も気合が入る。
6月四日市で逃げ切りV、同月函館記念2着ではS班の清水裕や小松崎大地を撃破と旋風を巻き起こしている黒沢の存在もシリーズの流れを左右する。黒沢が優参なら、地元の長島大介にV機到来。両者は7月佐世保決勝でも連係して、黒沢に乗って長島は優勝している。再現はなるか。
小松崎、伏見俊昭、守澤太志の北勢。中でも函館記念を準Vの守澤は要注意だ。