自力攻撃冴える山崎芳
6月に不惑を迎えた山崎芳仁。さすがにコンスタントではなくなったものの、随所で破壊力抜群の一撃を披露している。6月宇都宮の初日特選は上がり13秒7の快速まくりで前団をひと飲みにすると、7月小松島の準決では浅井康らを上がり10秒9のまくりで撃破した。ベテランマーカーの内藤宣彦を引き連れて好発進なら北日本ワンツー決着だ。
好調子を維持している阿竹智史の単にも食指が動く。前期は3月玉野記念を含み3Vを達成。地元の7月小松島記念は準決で無念の敗退となったが、一予1着、二予A2着と調子に問題はなかった。同県の久米康平との連係が叶えば展開の利を得られる可能性も出てくる。その久米は7月小松島記念3着と気を吐いていて上昇ムード。
最近はまくり兼備の差し脚が冴え渡る南修二も有力な優勝候補だ。高松宮記念着、6月函館記念着など勝ち星が多い。先行にこだわる藤井栄二を目標に勝機を見出す。