強豪外国勢に挑む原田研
ジョセフ・トルーマン、デニス・ドミトリエフの外国勢が優勝争いをリードする。本命にはトルーマンを推した。昨年は初来日ながら4Vを達成すると、今年も4月伊東G3で着、5月豊橋は3連勝など、ワールドクラスのスピードを遺憾なく発揮している。ドミトリエフは今年が5回目の来日で日本の競輪は経験豊富だ。今年は2Vを飾っていて、7月川崎のワールドエボリューショントーナメントでも2着と好走している。トルーマンの仕掛けに乗る展開なら逆転は十分だ。
日本勢では原田研太朗に外国勢撃破の期待がかかる。原田のスピードはS班の自力型に引けを取らないレベルで、仕掛けがツボにはまった時の自力攻撃は破壊力抜群だ。外国勢を後方に追いやっての先まくりの展開に持ち込めれば一発ある。香川雄介が原田を援護する。
岩本俊介、田中晴基の千葉コンビは岩本が前回りだろう。カマシ、まくりには威力がある岩本だが、外国勢が相手では厳しいか。