人気を集める山崎芳
6月に不惑を迎えた山崎芳仁だが、持ち味である自力攻撃の破壊力に陰りは見られない。高松宮記念杯の3日目は中団確保すると逃げた吉澤純をバックまくりで飲み込んだ。後方から強襲した太田竜に勝ち星はさらわれて2着も、吉澤をねじ伏せた脚勢は力強かった。7月小松島記念の準決は上がり10秒9の快速まくりで快勝。地元のF1開催で負ける訳にはいかない。菊地圭尚はウィナーズカップの落車で左鎖骨、肋骨を骨折。6月函館記念から復帰し2着。続く7月小松島1着。まだ本調子ではないが、復調なれば山崎と好勝負に持ち込める。
ビッグレースで存在感を示している金子貴志も有力な優勝候補。ダービーは着と3連対、高松宮記念杯では着と西日本準決まで駒を進めた。自力も健在だが、中近スジで野原雅也と連係も。
今年は好調が続いている阿竹智史にも魅力を感じる。3月玉野で久しぶりに記念Vを飾ると、その後も4月大宮、5月函館でVをゲットしている。