自力に勝る古性優

古性優作
古性優作が自力で他を圧倒する。多彩な戦法が持ち味ではあるが、G1で勝つために自力強化を課題にしている今なら小細工なしの自力で勝負するか。椎木尾拓哉も立て直しつつあるだけに、古性が早めの仕掛けなら逆転のチャンスだ。
志智俊夫、井上昌己に小川真太郎も優勝を争う力がある。志智はサマーナイトこそ展開に泣いたが鋭いキメ脚は健在。永井清史に古性と中近の目標がそろった点も有利だ。九州の機動型が手薄な井上だがまくり兼備のタテ攻撃は侮れない。小川真太郎は7月小松島記念の落車が大事にいたらなかっただけに、ここから状態を上げていくだけだ。
伏兵は山岸佳太、小林大介の関東勢。同型が手薄な山岸にとっては先行力が生きそうなシリーズだ。