超速誇るボスが本命
テオ・ ボス、デニス・ドミトリエフの外国人選手が参戦。両者の優劣は付け難いが、安定感ならボスがリードしている。ボスのここ7場所の成績は17勝、2着3回、3着1回と文句なし。レースの組み立ても積極的で、連がらみの7割が先行してのもの。まくりに回るケースが少ないので信頼性は高い。当所は今年の初戦だった4月に参戦して1着と準決で不覚を取っただけに、今回は3連勝を決めたい。ドミトリエフもここ7場所は15勝を挙げていて好調を維持している。5月奈良の決勝ではボスの逃げを差して優勝の実績もある。ここもボスの仕掛けに乗る展開なら逆転は互角だ。
迎え撃つ日本勢も健脚ぞろい。菅田壱道、佐藤慎太郎の北日本コンビはともにオールスターで優参していて佐藤は準V。菅田が外国勢を後方に追いやって先まくりに持ち込めれば波乱も。
注目株は新鋭の植原琢也だ。まだS級の経験は浅いが、4場所目の8月和歌山では早々と初Vをゲットした好素材。外国勢をどこまで苦しめるか注目される。