山﨑芳が軸の北日本勢
山崎芳仁、大森慶一の北日本88期コンビがV争いをリードする。山﨑は8月平をV、オールスター着と動き軽快。しかもここは売り出し中の嵯峨昇喜郎の番手を回れる可能性が高い。好ガードから、最後はきっちり抜け出す。差し脚超抜な大森はライン3番手からでもV奪取は十分。オールスターの一次予選は山崎が主導権争いを演じる展開だったが、大森は3番手から突き抜けている。
岩津裕介はオールスターで落車していているが、問題なければ有力なV候補だろう。8月富山記念の優参で一段と評価を上げた中本匠栄が目標なら十分勝負になる。その中本と言えばまくりが代名詞。富山では2着と小気味いい一撃を連発。準決では浅井康らを撃破している。