岩津裕が軸も混戦模様
実力横一線で混戦模様だが、連の軸として最も信頼できるのは岩津裕介だろう。6月取手記念着、7月小倉着、オールスターでは一次予選で勝っている。戦歴は上位だし、ここは中四国スジで島川将貴を目標にできるので条件も悪くない。その島川は当所では7月に優勝したばかりだ。その後も同月弥彦記念、8月小田原記念では準決に駒を進めている。岩津の援護でマイペースに持ち込めれば当所連覇もありうる。
不破将登、林巨人の中部勢も互角の戦い。今年の不破はビッグレースでもコンスタントに勝ち星を挙げていて、自力攻撃の破壊力が増した印象だ。8月岐阜で落車した後は今一つの感はあるものの、戦えない状態ではない。林は不破に付けて地元Vを狙う。
北津留翼、小川勇介の同県同期コンビも侮れない。相変わらず成績には波がある北津留だが、8月末までに18勝を挙げているように仕掛けがツボにはまると力強い。一発には警戒が必要だろう。