メンバーそろった関東
役者がそろった関東勢を中心視する。今節点数最上位の吉田勇人は、8月取手で着。持ち前の鋭脚を発揮して、A級では堅実にV争いに加わっている。そして、7月宇都宮で今年初優勝を飾った城幸弘は、8月高知MNでもVと500走路を連覇した。今回は400バンクだが、直線が長い当所なら期待できそうだ。さらに、4日制の8月松戸で決勝進出を果たした鈴木輝大もいて、勝ち上がりに成功すれば強力なラインになる。
スジの機動型が手薄でも竹田和幸は見逃せない。前期のS級戦では4月ごろからほとんどの開催で白星があり、今期も9月福井までの6場所で、V2と準V2回の成績を残している。A級では格上の存在なので、直線で一気に伸びてくるだろう。
波に乗っている多田晃紀に、内藤敦、森安崇之の中四国勢も軽視は禁物。多田は、8月高松で同県の野崎将の優勝に貢献すると、続く小倉MNではバックまくりを決めて完全優勝を飾った。混戦なら一発怖い。