健脚そろうも原田研
好メンバーがそろったが、G1大会で存在感を示している原田研太朗を中心視するのが順当だろう。ダービーで決勝に進出すると、高松宮記念杯では2勝、更にオールスターはオリオン賞、シャイニングスター賞を連勝。今年の勝ち星を29まで伸ばしていて、勝率は43%を誇っている。今の調子なら好発進を決めてのV奪取は有力だ。原田と連係する湊聖二も調子は良好。8月西武園記念5着、オールスターも着とまとめている。徳島ワンツー決着は十分だ。
地元の野原雅也も黙ってはいない。鎖骨骨折の影響でなかなか調子が上がってこなかったが、オールスターでは着と2連対。2、3走目と快速まくりを連発していて、本来のスビートが甦ってきた。同県の渡辺十夢に神田紘輔まで続けばラインも強固で、好発進を決めての地元Vゲットは考えておきたい。
本来なら好勝負が見込める簗田一輝だが、ケガでオールスターを欠場した。出走の際には初日の動きに注意したい。