谷和が新人対決制す
115期のルーキー5名によるV争いは熾烈を極める。主役の座に最も近いのは谷和也か。デビューから4場所を消化して確定板を外していない。予選、準決勝はすべて勝っている。8月福井では初優勝を飾った。今シリーズも同期のライバルはそろったが、強じんな地脚を武器に3連勝しか狙っていない。
朝倉智仁も4場所走って谷とほぼ同じような成績だ。脚質も似ているだけに、力勝負は見応えがありそうだ。
磯島成介はデビュー戦の7月大宮で完全優勝を達成した。2戦目の同月静岡は準決勝で落車。直後の8月京王閣は優出を逃したが、続く同月函館は完全優勝を遂げた。状態面に不安はないだろう。
池川瑠威はデビュー4場所目の8月高知ミッドナイトで同期の脇本勇、城戸俊を破って初優勝。勢いそのままに初の地元戦を迎える。