当所ホームの不破将
今年はビッグレースで5勝を挙げている不破将登。今期は初めてS1班に昇格するなど、地力強化されているのは疑う余地はない。直近場所の9月名古屋着では3日間最終バックを取ったように持ち前の機動力を遺憾なく発揮した。ホームバンクの今節も積極的な競走で優勝をものにしよう。
植原琢也はハイレベル第113期生にあって在校成績第8位の好素材。まだS級の経験は浅いが、8月和歌山では早くもS級初Vを達成すると、その後も準決はクリアしていて、F1戦では優参を外していない。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば押し切り望める。自力基本の池田勇人だが、植原と一緒なら前を任せよう。なかなか調子が上がってこない印象はあるものの、展開の利を得られる可能性があるここはチャンスある。
差し脚が冴えている和田圭も有力な優勝候補だ。8月西武園記念は決勝3着、9月防府では完全Vを飾っている。好位確保に成功なら単十分。9月向日町記念を制して俄然注目を集める阿部力也との宮城コンビは見逃せない。