豊富な戦力を誇る北日本勢
豊富な戦力を誇る北日本勢が優勝争いを優位に進める。ラインの核になるのは地元の飯野祐太だ。ここ最近の成績はやや下降気味だが、今シリーズは今年1月以来となる久々の地元戦、さらに弟子の高橋晋也と連係できる大きなアドバンテージがある。高橋と師弟タッグを組めるようなら勝機は逃さない。その高橋は115期最速でS級特別昇級を果たした。S級初戦の11月佐世保は予選で逃げ切って快勝。準決勝で2着に敗れてチャレンジ戦から続いていた連勝は21でストップしたが、S級上位で戦えることは証明した。ここは師匠の前で迷いなく攻める。地元コンビ以外では菊池圭尚、箱田優樹、佐藤和也がV圏内だ。
南関勢は勝瀬卓也、渡邉晴智ら百戦錬磨の追い込み陣がそろっている。両者とも目標をつかんだ時のレースさばきは堅実だが、今開催は上位にスジの機動型が不在。強力な北日本勢を相手にどう出るか。
西日本の遠征勢も林巨人に、池田良ら実力派が控えている。