地元は譲れない木暮安

木暮安由
G1戦線で結果を出している地元の木暮安由が本命。高松宮記念杯では着と昨年に続き連続優参を果たすと、当所で開催された寬仁親王牌でも着と決勝に進出した。直近4カ月の競走得点は、今節トップの114点台を維持しているように、成績を高いレベルでまとめている。関東勢の上位陣には自力型が手薄なので、ここは変幻自在な立ち回りで地元Vを奪取しよう。
対峙する古性優作もG1戦線で存在感を示している実力者だ。ダービーで決勝進出、その後のG1大会では必ず勝ち星を挙げている。攻撃的な自在戦が持ち味で、直近4カ月の連がらみの決まり手は45%が自力によるもの。機動力では木暮を上回っているだけに、タイミングよく仕掛けてレースを掌握すれば押し切り十分。
田中晴基、伊勢崎彰大の千葉コンビも軽視はできない。最近の田中は8月富山記念、9月向日町記念で優参するなど安定感ある走りを披露しているし、伊勢崎は9月青森記念、10月千葉記念in松戸で優参していて差し脚は切れている。