ルーキー伊藤颯が中心
デビューから4場所目の8月高松で特班を果たした伊藤颯馬。1・2班戦では、5場所走って2Vを達成。一度も確定板を逃さず、抜群の安定感を誇っている。持ち前のスピードは既にA級トップクラスの存在で、今回もV筆頭だ。その伊藤を目標にできる上吹越俊一もチャンス。11月取手を1着で決勝にコマを進めると、決勝は単騎まくりを決めて2着に入った。伊藤を援護して逆転を目指そう。さらに、藤田剣次や古閑良介もいて、九州勢は強力なラインになりそうだ。
10月広島を終えた時点で、今年はまだ優勝がない谷口友真だが、準Vは4回あり、随所にラインを上位に導いている。同県の渡邉泰夫が落車の影響なく参加なら、両者で九州勢に対抗しよう。
コンスタントに優出している原田泰志は、自在な組み立てで上位に食い込んでくる。