スピード際立つ岩本俊
自慢のスピードに一段と磨きがかかった感がある岩本俊介が本命。10月川崎では3連勝で今年3V目を飾ると、同月熊本記念in久留米では1着と3勝をゲット。競輪祭着の動きも軽快で、二次予選Aで敗退も3回の確定板入りを果たした。岩本とタッグを組む海老根恵太も調子は上向き。11月四日市記念は惜しくも優参ならずも1着、同月久留米着では今年初Vを飾っている。岩本の仕掛け次第では差し繰りもありうる。
総合力高い木暮安由を中心視してもおかしくない。寬仁親王牌着、競輪祭着とG1大会で続けて決勝に乗っていて調子も申し分ない。自在戦が奏功すれば首位に躍り出る場面も。
注目株は第115期生の精鋭・高橋晋也だ。トラック短距離・強化指定選手「B」指定選手で、潜在能力は計り知れない。S級2戦目の11月平の決勝では、正攻法からの突っ張り先行で師匠の飯野祐太のVに貢献している。好目標を得た和田圭もここはチャンスだ。