末木浩がシリーズをリード
来期はS級に返り咲く末木浩二を中心視する。11月松阪MNの決勝は、前受けからそのまま先制すると、吉元大や成松春らを完封して今年3V目をゲット。その後も、11月大宮の初日特選をホームガマシで押し切るなど、積極的なレースで結果を残している。今回も持ち前の機動力を発揮してVを狙う。113期の磯川勝裕や、太田真一にも警戒したい。
10月松山で優勝している日野博幸も見逃せない。A級では堅実に決勝にコマを進めているし、今回は力を付けている今村麟太郎も参戦する。その今村は前期の優出が2回だったのに対し、近況は9月高知から7場所中5回決勝に進出。内、3回は連勝で勝ち上がっている。この両者に、中四国連係で近藤修康まで加われば強力なラインになる。
南関勢の軸となる植木和広も、ここ2場所は確定板を外していない。齋藤宗徳らをアシストして上位に食い込んでくるだろう。