小畑勝、谷和の力比べだ
小畑勝広、谷和也、勝谷勝治の115期勢が軸のV争い。本命に推すのは小畑勝広だ。ここまで4V、準V5回の好成績を残している機動力はダテではない。11月取手決勝で先まくりの古賀勝、磯島成を一気に飲み込んだまくりなどまさに圧巻だった。ここも仕掛けのタイミングが適切なら、先行でもまくりでも勝てる。
小畑に立ち向かうのは谷だ。同じ地脚脚質の積極派で、2V、準V6回の戦績は小畑に見劣りしない。また、両者はここの前の12月小倉MNでも対戦予定で、ここの走り次第では谷を上位と見る手も。
勝谷勝治もバック回数が増え、着実に力を付けてきている。流れに乗れれば、佐々木悠、村上竜を破って優勝した8月松阪以来の大仕事をやってのけるかも。北野佑汰はまだVこそないものの、12月西武園の準決では山本修との同期対決を制して逃げ切っている。やはり伏兵には止まらない。
新人に待ったをかけるなら、1月から1班に上がる出澤拓也だ。タテヨコ隙のない運びで中団以内を確保なら好勝負。