参戦なら松浦悠が中心
年末にグランプリを控えているので参戦するかは微妙だが、参加なら松浦悠士が中心だ。今年はトップレベルで抜群の安定感を誇り、競輪祭で悲願の初タイトルを奪取。持ち前の器用な組み立てに加えて、自力が強化されたことにより輪界屈指のオールラウンダーに成長した。初のグランプリに弾みを付けるためにも、ここはしっかり勝って流れを作る。松浦を目標にするのは、地元の柏野智典だ。競輪祭では昨年、寬仁親王牌以来のG1ファイトへコマを進めた。堅実な走りでワンツーを決めよう。競輪祭での落車は気掛かりも、小川真太郎が復調して参戦なら、中四国勢の層が一段と厚くなる。
南関勢を率いる根田空史も侮れない。10月千葉記念in松戸の予選を連勝で突破すると、同月京王閣記念では4日間先行策で2着。さらに、競輪祭ではまくりで2勝をマークした。パワーとスピードは今節トップの存在だ。援護するのは11月大宮で、16年高松以来のVを飾った大塚玲だ。
北日本の新鋭・嵯峨昇喜郎も見逃せない。11月四日市では初の記念優出を果たした。若手らしい積極的なレースでV争いを演じよう。
好調時の勢いこそない南潤だが、競輪祭でも連日、積極策でラインを上位に導いた。三谷将太の手厚い援護を受けて、上位進出を目指す。
強敵相手にも、野田源一の一発には警戒したい。