飛躍を遂げた太田竜

太田竜馬 欠場
ヤンググランプリ2018の覇者・太田竜馬は、今年は期待通りの走りを披露している。G1開催での優参こそなかったものの、12月佐世保記念では今年のG3開催4V目を達成。持ち味の自力攻撃には一段と磨きがかかった印象だ。今年の最終戦はきっちりVで締めて2020年に弾みを付けよう。太田の後ろは地元の桑原大志の指定席だ。両者は9月岐阜記念の準決、決勝で連係していて、いずれも太田が押し切り、桑原は2着だった。太田の充実ぶりを考えると、先行でも短走路で逆転は難しいか。
太田を撃破すれば古性優作だろう。12月佐世保記念着では太田と3回対戦。決勝は太田のまくりに飲み込まれたが、初日特選と準決は太田の後ろを取っ切って太田に先着している。トリッキーな動きで太田を翻弄するか。村田雅一が古性とタッグを組む。
坂本貴史は競輪祭では敗者戦ながら2勝、12月別府記念で優参と動きがいい。展開がもつれるようなら出番も。