山本巨がV争いをリード

山本巨樹
来期はS級に返り咲く山本巨樹を中心視する。今年は11月富山を終えた時点で、9Vを達成。持ち味の巧い立ち回りで、圧倒的な存在感を放っている。今回はスジの援軍が手薄だが、持ち前の総合力でカバーしてVをつかむ。
山下一輝も来期はS級に復帰する。10月平では、連係した大西貴の番手から鋭く伸びて今期3V目をゲット。A級では番手を回ることが増えていて、巡ってきたチャンスはしっかりモノにしている。今節は中四国の機動型が手薄も、自在な組み立てで上位進出を目指す。
佐々木堅次を目標にできそうな平沼由充は、持ち前の鋭脚を武器に高いレベルで安定している。好アシストを決めてV争いに加わろう。 11月伊東でまくりを決めて優勝した櫻井学も見逃せないし、地元・大竹慎吾の鋭脚も要注意だ。