総合力高い山田英を信頼
攻め口多彩な山田英明が連の軸に最適だろう。19年はビッグレースの優参こそなかったものの、11月防府記念の準決で清水裕の逃げを上がり9秒1の快速まくりで捉えた脚勢は素晴らしかったし、12月小倉では本領発揮のインまくりで吉田拓らを相手にVゲットといい形で一年を終えた。何でもありの自在戦で20年の初戦もVで飾る。西日本スジで小倉竜二が山田と連係か。両者は7月小松島記念の二次予選Aで連係していて、まくって勝った山田に小倉が続いてワンツーを決めている。小倉はタイヤ差まで肉薄しており、長走路なら逆転は互角だ。
G1大会9Vの実力者である山崎芳仁も有力な優勝候補。若手の後ろを回ることも増えたが、直近4カ月の連がらみは7割が自力によるもので、機動力は健在だ。ただ、12月大宮での落車は気がかり。初日の動きには注目したい。山崎にはベテラン齋藤登志信が続き北日本ワンツーを狙う。
長島大介、芦澤辰弘の栃茨コンビは11月防府記念の一次予選で連係している。まくった長島にゴール前で芦澤が詰め寄り1着同着だった。