破壊力増した太田竜

太田竜馬
昨年はG1開催での決勝進出こそなかった太田竜馬ながら、G3開催では4Vを達成していて、持ち前の自力攻撃には一段と破壊力を増した感がある。ここは他にも自力型が多いが、機動力の違いを見せ付けてねじ伏せよう。太田には中四国スジで柏野智典が続くか。1月立川記念の一次予選は、島川将のまくりにきっちり続いて2着。目標つかんだときの捌き、差し脚はしっかりしている。
近畿勢は川村晃司、畑段嵐士の地元コンビに稲毛健太、南修二と実力者がそろっている。中でも稲毛は好調で、12月は別府記念1217着、奈良117着、立川921着と連対ラッシュ。畑段も今期は2班も自力を多用していて動きはいい。一枚岩になれるかはっきりしないが、近畿勢から優勝者が出ても不思議ではない。
山田諒、吉村和之の岐阜勢も侮れない勢力だ。山田は先行で売り出しているヤングレーサー。太田にどこまで通用するか注目したい。