攻撃力で優る小松崎大
自力型がそろったが、攻撃力は小松崎大地がリードしている。寬仁親王牌で決勝に乗ると、競輪祭では準決に駒を進めていて、G1戦線で存在感を示している。もちろんF1戦では常に主役級の活躍を演じていて、12月平着、同月防府着、1月前橋着と好成績。好機に仕掛けて別線をねじ伏せよう。小松崎には竹内智彦が続き北日本ワンツーを狙う。
地元の石塚輪太郎と攻め口多彩な松岡健介がタッグを組む近畿コンビも好勝負が見込める。11月伊東で優勝した後はあまり振るわない石塚だが、仕掛けどころを心得ているホームバンクなら一発があっても不思議ではない。
実力者の井上昌己は、昨年は2V含む29勝を挙げていて勝率は約3割だった。九州には機動型が手薄だが、自力は健在だし、勝率も高いだけに単の魅力を秘めている。
松坂洋平、桐山敬太郎の神奈川勢も忘れてはならない。両者ともに機動力があるので幅広い組み立てが可能だ。好連係を決めれば神奈川ワンツーも。先行で売り出し中の新鋭・河合佑弥にも注目したい。