好目標を得た渡部哲
ヤンググランプリ2019の覇者・松本貴治を目標にできる渡部哲男に好機到来とみて中心視した。目標を得たときの渡部の捌き、差し脚はしっかりしていて、昨年は3月松山記念を含み4Vを達成している。松本が主導権を握れば勝機は逃がさない。松本は12月松山の初日特選、準決で渡部と連係するもいずれも決められなかっただけに、今回は愛媛ワンツーを決めたいところ。香川雄介が加勢ならラインは更に強固になる。
自力勝負が冴え渡る吉田敏洋から狙う手もある。最近は前で戦うレースが多いが、12月高松着、同月大垣着、1月伊東着と、ここ3場所はまったく連を外していない。経験値にものを言わせて松本を翻弄しても不思議ではない。援護手厚い近藤龍徳が後ろを固めるので、愛知コンビで連独占は十分だろう。
寬仁親王牌、競輪祭とG1大会で勝ち星を挙げている差し脚鋭い東口善朋も怖い。好位キープに成功すれば連浮上がある。また、野田源一のゲリラ戦にも注意したい。